【入門】SEOとはなにか?【初心者が知るべきSEOの概略】

SEO

みなさんはウェブサイトを検索エンジンで上位に表示させるための「SEO」という言葉を知っていますか?
ご存じの方も多いかと思いますが、中にはこのような方もいるのではないでしょうか。

・ブログを始めたけれど、SEOって何?
・ウェブライターとして稼ぐためにSEOを知りたい
・SEOは聞いたことあるけどよくわかっていない

私自身もウェブライターを始めた時は、SEOが難しいと感じ手が付けられませんでした。
でも一歩を踏み出せば、どんどん分かるようになります。

この記事では、SEOの基本を簡単に説明します。SEOの方法や利点・欠点も解説するので、これを機にSEOを学んでスキルアップを目指しましょう。

SEOとは

SEO(Search Engine Optimization)は、「検索エンジン最適化」を意味します。
ウェブサイトをGoogleなどの検索エンジンで上位に表示させるための取り組みです。
検索で上位に表示されれば、サイトへの訪問者が増えます。
SEOは1990年代半ばから注目され始め、最近では単にキーワードを詰め込むだけでなく、コンテンツの質や使いやすさ、スマホ対応なども重視されています。

初心者が知るべきSEOの基礎知識

検索エンジンの仕組み

検索エンジンとは、インターネット上に溢れる膨大な情報を探すためのツールです。
GoogleやYahoo, Bingなどの多くの検索エンジンがあり、Googleが約90%のシェアを占めています。
つまり、SEO対策ではGoogleの検索エンジンに評価されることが重要になります。

検索エンジンはウェブサイトを以下の流れで処理します。
①クロールでウェブサイトを巡回
②問題がなければインデックス化(目次登録)
③各サイトをランキング(検索順位を決定)

検索順位の決まり方

検索順位は、検索エンジンのアルゴリズムによって決定されます。
Googleの具体的なアルゴリズムは公開されていませんが、SEO専門家たちの分析から、検索順位に影響を与える要因が明らかになっています。
いくつかの要因を挙げてみます。

  • 「ページの質」が高ければ高いほど評価が良くなります。
  • 「外部リンク」の数と質も重要で、権威あるサイトからバックリンクをされていると、信頼性が高いとみなされます。
  • 「ユーザーの行動」も考慮されます。ユーザーの滞在時間やページを通しての商品購入につながれば、価値の高いコンテンツと判断されます。

SEOの目的はこれらの評価基準を満たすように最適化し、検索結果に上位表示されることです。

初心者が知るべきSEO対策とは

SEOの内部対策

高品質なコンテンツ

読者が求めているのは最適な情報です。ダラダラと文章を書いているとサイトから離脱者が増えます。また、記事の内容自体が高品質になっていると読者の滞在時間も伸び、検索順位が伸びやすくなる傾向にあります。

メタタグの最適化

メタタグとは検索エンジンなどに向けて書くhtmlコードのことで、検索エンジン向けに情報を提供するのが主な役割になります。
また、メタディスクリプションはページの内容を要約したもので、検索結果のタイトル下に表示される可能性があります。
そのため、適切にメタディスクリプションを設定することで、間接的にもSEO対策に貢献します。

モバイル対応

近年はスマホでの検索需要が高まっており、スマホからのウェブページアクセス数が増加しています。
そのため、スマートフォン(モバイル)対応が求められています。
Googleはモバイルファーストインデックスを採用しているため、SEO対策には重要な項目の1つになります。

SEOの外部対策

バックリンクの獲得

バックリンク(被リンクとも言います)とは、他のサイトから、自分のサイトへのリンクのことです。
バックリンクは、検索エンジンにとって信頼性や権威性を示す指標の1つになります。
多くのサイトからバックリンクされることで、自分のサイトの評価が高くなります。
しかし、このリンクにも「良いリンク」と「悪いリンク」があります。
むやみやたらに、リンクをすればいいわけではありません。

ソーシャルシグナル

ソーシャルシグナルとは、ソーシャルメディアのプラットフォーム上での活動のことなどを指します。簡単に言うとInstagramのフォローなどの行為が該当します。

例えば、ソーシャルメディア上で、あるウェブページがバズるとします。
すると、検索エンジンがそのページを、有益で人気のあるものと判断します。
その結果、検索上位に表示されやすくなります。
現代では、SNSのユーザー数が多いので、大事にしたい指標の1つになります。

SEOのメリット3選

①費用対効果が高い

SEOは費用対効果が高いと言われています。
SEOは広告費をかけずにユーザーの検索から、自社サイトへ誘導することができます。長期的に見ると、継続的にサイトの訪問数を獲得でき、コストパフォーマンスに優れています。

②集客力が高い

検索エンジンで上位に表示されることで、多くのユーザーがサイトを訪問します。
特定のキーワードで上位に表示されると、そのキーワードに関心のあるユーザーを集客することができます。

③ブランディングができる

検索結果の上位に表示されると、そのサイトに対するユーザーの信頼感が高まります。
また、ブランドの認知度の向上や、あるキーワードに対する専門性を持つこともできます。

SEOのデメリット3選

①成果が出るまでに時間がかかる

ウェブに記事と投稿して、SEOの効果が現れるまでには通常1~6か月ほどかかります。
また、SEO対策をしたからといって、検索上位に表示されるわけではありません。

②検索上位に表示されないと集客が期待できない

SEOの効果が十分でない場合、検索結果の下位に表示されることになります。
そうすると、ユーザーの訪問数が上位と比べ、極端に下がってしまいます。

③アルゴリズムアップデートの影響を受ける

SEOはGoogleのアルゴリズムアップデートの影響を受けます。
また、アルゴリズムは定期的に更新されます。
そのため、アルゴリズムの変更により、これまでのSEO対策が効果を失うことにもなります。

まとめ【SEOの概略を知って、次の勉強につなげよう】

ここまで、SEOについてのさわりに触れてみました。
初心者の方も、少しSEOについてわかったのではないでしょうか。

SEOは、ウェブサイトを検索上位に表示させるためには必要な技術です。
また、ウェブライターやブログ運営などでも、ステップアップするためにはかかせません。
つまり、SEOを学ぶことは大きなメリットにつながります。

初心者の方は基本的なSEOの概念と対策を理解することから始めてみましょう。

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